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密葬とは本葬とセットで行う葬儀!家族葬との違いや参列マナーを解説

密葬とは、どんな葬儀?
密葬と家族葬は違うの?

芸能人や会社の社長が亡くなった際のニュースで「密葬」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?しかし、言葉の意味は知っていてもその中身について知っている人は少ないと思います。

今回は、密葬とはどのような葬儀なのか、家族葬との違い、密葬をする際に喪主や喪家がすべきこと、そして密葬に参列する時のマナーについて紹介いたします。

密葬とは本葬とセットで行う小規模の葬儀のこと

ご臨終
密葬とは、故人と親しい方、特に親族のみで行う葬儀のことをいいます。本来は密葬単体だけではなく、後日に行われる本葬とセットで使われます。

密葬そのものが行われることは、親族や故人と非常に親しい方以外には知らせずに行われます。そのため、一般会葬者の方は密葬の後に行われる本葬に参列します。

密葬が選ばれる理由

ご遺族が密葬を選ばれる理由には、「故人としっかりお別れをしたい」ということが挙げられます。

密葬を選ばれる方の多くは、芸能人や企業の重役などの社会的地位の高い方のご家族です。そのような方の場合に一般的な葬儀を行ってしまうと、参列者が200人以上の方が訪れるということになります。大規模な葬儀では必要な準備や参列者への対応でご遺族の方は手いっぱいになってしまい、故人との別れに十分な時間を使うことができなくなってしまいます。

そのため、ご遺族や本当に親しい方のみの密葬という形で葬儀を行い、故人との別れをしっかりと済ませて、その後に本葬あるいはお別れ会という形で一般会葬者向けに葬儀を行います。

現代では、本葬を行わずに密葬だけで葬儀を済ませることも珍しくありません。何らかの理由があって一切周囲に知らせずに内々で葬儀を済ませたいという思惑によることもありますが、単純に身内だけで葬儀をしたいという人も少なくありません。

密葬と家族葬は本来の意味合いが違う

密葬と家族葬は本来の意味では違いますが、現在では変わらないような意味合いになっています。

密葬の本来の意味合いは、先ほど紹介いたしましたように、葬儀後に行われる本葬とセットで行われる小規模の葬儀のことです。その一方で家族葬とは、親族や親しい知人のみで行われる葬儀で、これ以降に葬儀は行われません。

しかし、密葬でも本葬を行わないケースがあるため、同じようなものと誤解してしまう方も多くいらっしゃいます。

密葬と直葬は全く違う

葬儀で告別式なし
密葬では本葬が行われますが、その前に通夜や告別式はしっかりと行われます。それに対して、直葬は通夜や告別式を行わない葬儀スタイルのことを指します。

直葬はご遺体の安置後に納棺をしたら、そのまま火葬となります。密葬や家族葬、一般葬に比べて費用が少なくすむというメリットがある一方、周りの方からの反対や葬儀後に対応が必要というデメリットがございます。

直葬について詳しくは、

をご覧ください。

密葬の流れ

密葬の流れは、一般的にイメージされている葬儀の流れと変わりありません。一般葬と同じ以下のような流れで行われます。

密葬の流れ
  1. ご臨終
  2. ご自宅や安置施設に搬送
  3. ご遺体を安置
  4. 納棺
  5. 通夜
  6. 葬儀・告別式
  7. 出棺
  8. 火葬

また、密葬でも直葬のように通夜・告別式を行わない方法もございます。その場合には、以下のような流れになります。

直葬式密葬の流れ
  1. ご臨終
  2. ご自宅や安置施設に搬送
  3. ご遺体を安置
  4. 納棺
  5. 火葬

密葬をする際に喪主がやるべきこと・注意点

密葬を行う際には、一般葬と参列する人数や準備すべきことに違いがございます。そのため、密葬ならではの準備すべきことをしなければなりません。以下ののもが挙げられます。

  • 葬儀社への連絡
  • 逝去の連絡
  • 香典や供花を辞退するかどうか
  • 葬儀会場の準備

葬儀会社への連絡

電話をする中年女性
故人がご逝去されましたら、まずは葬儀会社へと連絡をしましょう。葬儀会社に連絡をすると、病院で亡くなられた場合には霊柩車にて迎えにきてもらえ、ご自宅で亡くなられた場合にはご遺体の安置をするためご自宅にきてくださいます。

連絡をしないと、病院が勝手に霊柩車を手配してしまったり、自宅でご遺体をそのままにするということになってしまいます。そのため、必ず葬儀会社に連絡をしましょう。

ご危篤やご臨終は突然訪れるものです。その際に、慌てずに葬儀を行い、故人を偲ぶためには葬儀会社が必要です。そのためには、事前に相談をしておく必要があります。

日比谷花壇では、事前相談を無料で行っており、病院やご自宅に出張して相談に乗ってもらうことができます。

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親族や知人、会社などへの連絡

電話をする男性
葬儀を密葬とする場合であっても出席を求める方と控えていただく方に関係なく、訃報の連絡は行います。

特に葬儀に呼ばない親戚や親しい友人などにもしっかりと訃報の連絡は行いましょう。もしも本葬とセットで行う本来の意味での密葬である場合も、本葬の場ではすでに荼毘に付されたあとになるため、故人の顔を見られません。

そうしたことがトラブルの火種になりそうな近親者には、密葬を行うことを知らせ、理解を求めておく必要があるでしょう。

近親者のみで行う葬儀である密葬や家族葬の場合には、参列者は故人の直系家族、故人の配偶者の父母、故人の兄弟やその子にお願いをすると良いでしょう。これは明確な決まりがあるわけではありませんが、親族や親戚内でも絞って参列をお願いをしましょう。

Michey.M [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY 2.5], from Wikimedia Commons

香典や供花を辞退するかどうか

香典と花
香典や供花・供物の辞退は、近年一般的な葬儀でも見られます。2015年の統計では、全体の30%の方が香典や供花を辞退しています。ほぼ家族だけで行う密葬の場合、より辞退する傾向が強いです。
(出典:香典辞退の割合|エンディングデータバンク/供花辞退の割合|エンディングデータバンク

また、香典をいただいた場合には香典返しといういただいた香典の3分の1から2分の1程度の金額のものを参列者に返す必要があります。その負担もあるため、辞退をする方が増えています。

実際に香典や供花を辞退する場合には、訃報連絡の際に合わせて伝えましょう。

葬儀や葬儀会場の準備

家族葬の会場
密葬であっても簡単に葬儀や葬儀会場の準備は必要です。密葬と一般的な葬儀との大きな違いは参列者数です。

参列者がごく少数に限られる密葬では、喪主が行わない・行わなくても問題がないものがいくつかあります。

  • 座席の大がかりな準備
  • 受付
  • 弔電・弔事
  • 精進落としなどの会食

参列者が近親者のみであると、人数もそんなに多くはならないと思います。そのため、一般葬のような大規模な座席の設置は必要ありません。

さらに、のちに本葬を控えている形での密葬であれば、密葬の段階では周囲に知らせていないため、弔電や弔事の奉読も省略することが可能な場合が多いでしょう。

そして、家族だけであれば、受付や会食も不要な場合は省略可能です。

また、近隣住民にも告知はしないのが密葬ではありますが、両隣の家には寝台車が出入りするなどして雰囲気が伝わってしまいます。「密葬を行うため、参列はご遠慮ください」といったことは伝えておく必要があるでしょう。

密葬にかかる費用

費用が気になる女性
密葬とはいえ、現代に多い家族葬同様のものの場合、費用は家族葬と大差がありません。葬儀費用の相場は、100万円前後です。

ですが、葬儀費用は一般葬と同様に、一概には言えません。10万円程度で済む場合もありますし、200万円程度かかる場合もあります。

ただし、葬儀にかかる費用はこれだけではありません。葬儀費用に「寺院費用」と「飲食接待費」を加えた金額が実際の葬儀にかかる費用です。

参列者人数の少ない密葬の場合、この「飲食接待費」が通常の葬儀に比べて大幅に少なくなるという特徴があります。そのため、葬儀にかかる費用が一般葬に比べて抑えることができ、密葬では100万円程度が相場です。

家族葬の費用については、家族葬の費用相場は安い?高い?実際に安くできるのか検証してみたをご覧ください。

葬儀の相談は「日比谷花壇」で

ここまでに説明いたしましたとおり、本来の密葬は周囲に知らせないまま内密に行う葬儀というわけではありません。その後に本葬をすることが前提となっているものが密葬と呼ばれます。

しかし、親戚関係や本人の遺志などで、内密に葬儀を行いたいという特殊なケースもあるでしょう。そうしたときは、本葬を行わない家族葬などの規模に応じた葬儀プランを選び、周りに伏せて葬儀を行なうようにしましょう。

葬儀会社のひとつ「日比谷花壇」では、希望する葬儀スタイルによって、さまざまなプランが用意されています。内密に葬儀を行ないたいのなら、「直葬」「一日葬」「家族葬」などがおすすめです。丁寧に相談に乗ってくれるため、「内密に葬儀を行いたい」と相談してみましょう。

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【参列者必見】密葬におけるマナー

密葬に参列する際のマナーは、一般葬とほとんど変わりはありません。それぞれのポイントを確認していきましょう。

香典・供花・弔電はご遺族の希望に沿う

香典
一般的な葬儀では当然のごとく行われる香典の持参や弔電ですが、身内だけで内密に行いたいという密葬の場合、遺族の希望に沿うことが鉄則です。

香典を受け取ると、遺族には香典返し(返礼品)を用意するという手間が生まれます。そのため、密葬では香典を辞退するケースが多くみられます。自身の身内の不幸のときに香典を受け取っていたからといって、持っていく必要はありません。どうしてもというときは葬儀会社に確認をとってみましょう。

弔電に関しても同様です。特に、直接訃報を遺族から聞いたわけではない「また聞き」で不幸を知った場合は、絶対に送らないようにしましょう。直接訃報を受けた場合は、弔電の辞退の記載がある・住所の記載がない場合は送らないようにします。

両方に当てはまらない場合は、最終的に確認をとってから、問題がなければ送っても差し支えがないでしょう。

服装は一般葬と同じで問題ない

葬儀で涙する喪主・遺族
密葬とはいえ、形としては通常の葬儀と何ら変わりはありません。葬儀に参列するとき同様、喪服を身に着けて参列しましょう。

以下のような服装で参列をしましょう。
以下の服装にすると良いでしょう。

男性の場合
  • ブラックスーツなどの準礼服
  • 白無地のワイシャツ
  • 黒のネクタイ
  • 黒い靴下
  • シンプルなデザインの革靴
女性の場合
  • 黒無地のワンピースやアンサンブル、ツーピース
  • ロング丈のスカート
  • ネックレス:白色か黒色の真珠・黒曜石・黒オニキスの一連のもの
  • 布製の黒いパンプス

現代の密葬と家族葬はほぼ同じになってきている

世間一般で現在捉えられている「密葬」と本来の密葬とでは、内容に違いがあることをわかっていただけたのではないでしょうか。

生前の人間関係などを理由に、内密に葬儀を行いたいと希望する方はいるものです。現在、少人数で行う葬儀は需要が高く、ご紹介した日比谷花壇をはじめ、さまざまなプランを用意している葬儀会社が多数あります。その中で、もっとも希望にあったものを選びましょう。

日比谷花壇のように、あらかじめ事前相談を無料で受け付けてくれるところを選び、「内密に葬儀を執り行いたい」と相談することもおすすめです。希望をかなえるための具体的なアドバイスを受けることができるでしょう。

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