喪主ガイド~はじめての葬儀を理想の形に~

  • 葬儀の手順はどのようにする?手配すべきことや日程の決め方を解説!

葬儀の手順はどのようにする?手配すべきことや日程の決め方を解説!

家族が急に亡くなり、葬儀をどうやってやればいいか分からない
葬儀はどういう手順で進めればいい?

急に葬儀の準備をしなくてはいけなくなり、何をやったらいいのか、どのような手順で進めばいいか分からないという方は少なくありません。

葬儀はそれなりに費用がかかりますし、何か一つ忘れてしまうと葬儀そのものに影響してしまいます。そのため、手順をしっかりと踏んで葬儀の準備を進めることが必要です。

この記事では、ご臨終から通夜・告別式、葬儀後の法要までの手順を宗教別に紹介いたします。

【宗教別】葬儀の流れ・手順

仏式の葬儀の流れ・手順

仏壇

仏式の葬儀の手順
  1. 臨終~搬送
  2. 遺体の安置
  3. 打ち合わせ
  4. 訃報の通知や準備
  5. 納棺
  6. 通夜
  7. 葬儀告別式
  8. 火葬~拾骨
  9. 初七日法要
  10. 精進落とし
  11. 後飾り

最も一般的な仏教式の葬儀は、上記のような流れで行われます。

キリスト教式の葬儀の流れ・手順

聖書

キリスト教式の葬儀の流れ・手順
  1. 臨終(神父・牧師の付き添い)~搬送
  2. 遺体の安置
  3. 打ち合わせ
  4. 訃報の通知や準備
  5. 納棺式
  6. 前夜式(通夜の祈り)
  7. 葬儀告別式
  8. 火葬~拾骨
  9. 会食

カトリックやプロテスタントなどのキリスト教式の葬儀は、上記のような流れで行われます。

仏教式の葬儀の流れとも違うため、葬儀を行う際には注意が必要です。

また、カトリックとプロテスタントの葬儀でも違う点がいくつかあるため、それぞれの宗派ごとに押さえておくべきポイントが異なります。
プロテスタントの葬儀を行われる方は、プロテスタントの葬儀についてをご覧ください。

神道の葬儀の流れ・手順

神道の葬儀の流れ・手順
  1. 臨終~搬送
  2. 帰幽奉告
  3. 安置(枕直しの儀ともいわれ、北枕に寝かせ、枕元に米や酒を供える)
  4. 打ち合わせ
  5. 納棺の儀
  6. 通夜祭・遷霊祭(せんれいさい)
  7. 葬場祭(そうじょうさい)
  8. 火葬祭~拾骨
  9. 帰家祭(きかさい)、十日祭(とおかさい)
  10. 直会(なおらい)
  11. 後飾り

神道の葬儀の流れは、上記の通りです。

神道では、仏教式やキリスト教式と異なる儀式が行われます。それが「帰幽奉告」と「安置」です。

帰幽奉告(きゆうほうこく)とは、家の神棚に故人の臨終を報告し、神棚に白い紙をはって封じる儀式のことです。帰幽とは神道で死去したことを指す言葉です。

ご遺体の安置は枕直しの儀とも呼ばれます。北枕に寝かせ、枕元に米や酒を供える儀式を行います。ご遺体に死化粧を施し、白装束を着用させます。

無宗教の葬儀の手順・流れ

故人の好きだった曲を演奏する女性

無宗教の葬儀の手順・流れ
  1. 臨終~搬送
  2. 遺体の安置
  3. 打ち合わせ
  4. 訃報の通知や準備
  5. 納棺
  6. 通夜
  7. 告別式
  8. 火葬~拾骨
  9. 会食

無宗教の葬儀では、仏教式やキリスト教式のように宗教的な儀式は行われません。臨終からご遺体の安置までは仏教式と同じですが、通夜・告別式では僧侶による読経や焼香などは行われません。

そのため、無宗教の葬儀は自由葬とも呼ばれ、故人が好きだった歌の演奏や人生をまとめたビデオを流しながら故人を偲びます。

仏式の葬儀を行うまでの手順

臨終~搬送(死去~数時間)

臨終からご遺体の搬送までは、以下の手順でやるべきことを行いましょう。病院で亡くなられた場合と自宅で亡くなられた場合に分けて説明いたします。

病院で亡くなられた場合の手順

病院

  • 近親者などへの連絡
  • 医師から死亡診断書を受け取る
  • 退院の手続きを済ませる
  • 安置場所を決める
  • 葬儀会社へ連絡
  • 遺体搬送の手配をする

故人が病院でお亡くなりになると、まず医師による死亡確認が行われます。その後、「末期の水」 という故人の口を湿らせる儀式が行われます。末期の水が行われた後、看護師によるご遺体の清拭(せいしき)が行われ、ご遺体の体をアルコールで拭く処置が施されます。その後、ご遺体は一時的に病院の霊安室に安置されます。

ご家族は清拭の作業中に「近親者などへの連絡」や「葬儀会社への連絡」、「安置場所の決定」を行いましょう。

臨終の連絡は、以下の方に連絡を行いましょう。

  • 3親等までの親族
  • 故人が特に親しくしていた友人、知人
  • 勤務先の直属の上司や学校の担任の先生など

近親者などへの連絡が済んだら、葬儀社への連絡をしましょう。
初めてお葬式を行う場合には「どこの葬儀社にしたらいいんだろう?」と迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、後悔しない葬儀屋の選び方をご覧ください。

どこの葬儀社に依頼するのかを決めないと、安置場所やご遺体の搬送方法を決めることができません。特にご遺体の搬送は、本来、葬儀社の搬送で行われますが、依頼先が決まっていないと病院や警察が業者を斡旋することになります。その場合、葬儀社とは別に費用がかかってしまいます。

ご遺体の安置は、自宅や葬儀社・斎場の安置室などにすることができます。自宅に安置される方が多いですが、スペースなどの関係で葬儀社や斎場の安置室を選ばれる方もいらっしゃいます。葬儀社や斎場に安置室がない可能性もありますので、注意しましょう。

葬儀社に依頼した葬儀社が寝台車で病院まで迎えにきてもらえます。

ご自宅で亡くなられた場合の手順

  • 自宅に医師あるいは警察を呼び、死亡確認をしてもらう
  • 近親者への連絡
  • 医師から死亡診断書を受け取る
  • 安置場所を決める
  • 葬儀会社へ連絡

ご自宅で亡くなられた場合も病院で亡くなられた場合と基本的な手順は変わりません。

しかし、自宅で亡くなられた場合には医師あるいは警察を呼び、死亡確認をしてもらわなければいけません。その際には、主治医に連絡をしましょう。主治医が不在であれば、歯科や耳鼻科などの医師に連絡をしましょう。いずれも不在の場合や故人おひとりで亡くなられた場合には、警察を呼びましょう。

その後、死亡確認が行われ、死亡診断書や死体検案書が交付されます。

ご自宅で亡くなられた場合には、多くの方がご自宅での安置を選ばれるでしょう。もし何らかの事情でご自宅での安置を希望されない場合には、この時点で葬儀会社へと連絡をしましょう。葬儀社や斎場によりますが、葬儀社や斎場の安置場所に安置することになります。

数ある葬儀会社から一つの葬儀会社を選ぶのは難しいと思います。
どこの葬儀社に依頼しようかわからない…」という方は、後悔しない葬儀社の選び方をご覧ください。

遺体の安置(死去後数時間)〜死亡届の提出

死亡届
自宅や葬儀社の施設に故人を安置できたら、ドライアイスなどで遺体の保冷処置を施し、線香やローソクなどの枕飾りを準備します。

葬儀社に依頼している場合には枕飾りに必要なものは用意してくれますので、特に用意する必要はありません。

ご遺体の安置が終わった後は、死亡届の提出と火葬許可申請書の提出を行いましょう。

  • 死亡届を役所に提出する
  • 火葬許可申請書の提出・火葬許可証の交付を受ける

死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内に役所に提出しましょう。臨終の後すぐに提出しなければいけないというわけではないので、焦る必要はありません。夜間や休日などの役場の開庁時間以外でも提出することは可能です。

死亡を知った日(臨終の日)から7日以内に、死亡した場所・死亡した人の本籍地・届出人の所在地のいずれかの市町村役場に死亡した人の親族・同居者・家主・地主・後見人などの届出によって提出することが可能です。

死亡届提出の際には死亡診断書も一緒に提出することになります。死亡診断書はのちに生命保険や遺族年金などの請求に必要になります。そのため、必ず死亡診断書を複数枚発行してもらうか、コピーをとっておきましょう。

死亡届を提出すると、火葬許可証を交付してもらえます。自治体によっては火葬許可申請書という別の申請が必要な場合もあります。火葬許可証がないと、火葬をすることができないので注意しましょう。

葬儀社と打ち合わせや葬儀に向けた準備をする

葬儀社との打ち合わせ
ご遺体の安置が終わりましたら、葬儀についての打ち合わせを葬儀会社や菩提寺と行い、葬儀に向けた準備を行いましょう。

以下のものが挙げられます。

  • 喪主を決める
  • 葬儀の日程・場所・規模・予算を決める
  • 菩提寺に連絡する
  • 葬儀社に連絡して見積もりをとる
  • 親族や知人に連絡する
  • 喪服を用意する
  • 現金(30~50万円)を用意しておく
  • 遺影写真を手配する
  • (菩提寺があれば)僧侶と戒名を相談する
  • 通夜振る舞いの準備をする
  • 返礼品や会葬礼状を手配する

喪主は基本的には配偶者や子どもが務める

まずしなければいけないのが、喪主の決定です。

喪主は葬儀の主催者として実務的に葬儀を執り行う代表です。

夫や妻がなくなった場合には、配偶者が喪主を務めます。もし配偶者が亡くなっている場合には、ご長男やご長女などのお子様が務めることになります。

配偶者やお子様がいらっしゃらない場合、親や兄弟姉妹が務めます。もしいらっしゃらない場合は、故人と親しかった友人にお願いしましょう。

葬儀の詳細を決定・菩提寺に連絡

喪主を決めた後には、葬儀の日時・場所、火葬の日時・場所を決定します。

菩提寺がある場合は、葬儀社スタッフとの打ち合わせに先立って連絡し、僧侶の都合をふまえて日時を決定しましょう。打ち合わせに前後して、枕経をお勤めいただく場合もあります。

親族や知人に連絡する

葬儀の日程と場所が決定した後には親族や知人など訃報を知らせる範囲を決めてから、死去したことや葬儀の日時や場所を連絡します。
前述の3親等以内の親族や故人が親しくしていた友人・知人など以外にも勤務先や学校、故人が所属している団体などに伝えましょう。それ以外の方には親しかった人にお願いをして連絡してもらうようにしましょう。

家族葬を行う場合、香典や供花を辞退する場合にはその旨もお伝えしましょう。

葬儀社に連絡して見積もりをとる

葬儀の日程や場所が決まれば、喪主、規模(訃報を知らせる範囲)、香典や供花の対応、葬儀プランや祭壇、その他サービスなど、葬儀にまつわるさまざまなことがらを決定していきます。

一般的な葬儀プランとしては、以下のようなものが挙げられます。

一般葬
親族だけでなく、友人、近所の方、会社関係など、一般の方々も参列する従来のお葬式の形です。親戚や参列者をもてなす遺族としては負担になることもありますが、故人が生前お世話になった方々にご挨拶できる大切な場となります。
家族葬
参列の範囲に明確な決まりはありませんが、親族や親しい友人などで比較的小規模で行うお葬式のことをいいます。費用を抑えられる、ゆったりとお別れできるというメリットがありますが、葬儀後に自宅に直接お参りにこられる方があるなど、注意すべき点もあります。

家族葬について詳しくは、葬儀を家族葬で行う方法をご覧ください。
直葬(火葬式)
通夜、葬儀告別式を省き、火葬のみを行うシンプルな葬送です。
非常に安価なことに加え、身体面や精神面の負担も最大限軽くすることができるというメリットがあります。ただ、あまりにシンプルで、後になって本当にこれでよかったのかと心残りになるケースもあります。

直葬について詳しくは、葬儀でよく聞く直葬とは?をご覧ください。
一日葬
通夜を省き、葬儀告別式のみを行うスタイルの葬儀です。費用的にも身体的にも、遺族の負担を軽減しながら、祭壇を設け、参列の方々にお集まりいただき儀式や式典を行うことで、故人をしっかりと送ってあげることができます。

一日葬について詳しくは、一日葬のキホンをご覧ください。

打ち合わせで葬儀費用がいくらくらいかかるのかの見積もりを葬儀社が出してくれます。葬儀にかかる費用の相場は葬儀プランや規模などによって費用は前後しますが、122.2万円となっています。
出典:一般財団法人日本消費者協会「第10回『葬儀についてのアンケート調査』報告書」

葬儀費用はいくらくらいかかるのだろう」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時には、簡単見積もりで費用を調べることができます。
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葬儀に必要なものを揃える

葬儀にあたり必要なものを準備しておきましょう。用意しておくものとして、以下のものがございます。

  • 喪服
  • 現金
  • 遺影の写真
喪服は準礼装のものを用意する

喪服は、以下のような服や小物、靴を用意しましょう。

男性の喪服
  • ブラックスーツなどの準礼服
  • 白無地のワイシャツ
  • 黒のネクタイ
  • 黒い靴下
  • シンプルなデザインの革靴
女性の喪服
  • 黒無地のワンピースやアンサンブル、ツーピース
  • ロング丈のスカート
  • ネックレス:白色か黒色の真珠・黒曜石・黒オニキスの一連のもの
  • 布製の黒いパンプス
僧侶へのお布施のために現金を用意しておく

葬儀の費用は葬儀全てが終了した後に精算されるものが多いです。しかし仏式の葬儀の場合には僧侶へのお布施はその場で現金で支払わなければなりません。

読経料や戒名料、さらには御膳料、お車代などがお布施にあたり、これらは葬儀中に現金で支払わなければなりません。それ以外にも万が一の場合に備えて、現金は30~50万円ほど用意しておくと良いでしょう。

遺影写真を用意する

葬儀で用いる遺影の写真を用意しましょう。

最近では故人がお亡くなりになる前に、ご自分で遺影を選ばれていたり、遺影のために写真スタジオなどで撮影しているという方も少なくありません。そういった場合には、故人の意向を反映させてその遺影写真を用いましょう。

故人の生前の写真からご家族が選ばれる際には、以下の2つのポイントを満たすものを選ぶと良いです。

  • 故人の人柄が出ているもの
  • ピントが合ったもの

遺影写真は葬儀に参列する多くの方が見るものであり、参列者が生前の故人を思い出す大切な役割を果たすものです。

そのため、故人の人柄が出ているものを選ぶと良いです。穏やかな表情や笑顔、故人の好きだったものと一緒の写真などが例に挙げられます。

通夜の準備をする(通夜振る舞いや返礼品・会葬礼状)

ここまでのことが終わったら、通夜の準備をしましょう。
通夜の準備としては、以下のものが挙げられます。

  • 通夜振る舞いの準備
  • 返礼品
通夜振る舞いの準備をする

通夜振る舞い
通夜振る舞いとは、通夜の後に参列者を別室でもてなす儀式のことです。もともとは肉や魚を避ける精進料理が出されていましたが、現在ではサンドウィッチや軽食のオードブルとお酒でもてなすのが一般的です。

料理の依頼先は葬儀社に相談して決めましょう。

返礼品と会葬礼状を準備する

返礼品は、通夜や葬儀の参列者に会葬礼状とともに渡す品物のことです。

通夜の返礼品ではお茶やコーヒーなど口にするものを贈り、タオルやハンカチなどの使えるものを送ると良いでしょう。悩んだ場合には、葬儀社に相談をしましょう。

また、会葬礼状は1から作成する必要はありません。葬儀社が会葬礼状のテンプレートを作成していると思いますので、葬儀社スタッフの方に依頼しましょう。

納棺(死去後1~5日)

納棺
通夜を迎える前に、故人を棺に納めます。仏式の葬儀(浄土真宗を除く)では故人に白装束を着せる習わしがありますが、最近では、愛用の洋服を着せることも多くなっています。

納棺にあたって「湯灌」や「エンバーミング」といったサービスを提供する葬儀社もあります。

「湯灌」とは遺体を沐浴させるサービスです。この世でのケガレを落とす意味があります。

「エンバーミング」とは、遺体の防腐、殺菌を行う処置で、遺体を衛生的に保つと同時に、元気だった頃のお顔に近づけることも可能です。

通夜(死去後1~5日)


通夜は以下の流れで執り行われます。一般的には故人が亡くなられてから、1~5日後くらいまでに執り行われます。

通夜の流れ
  1. 受付開始
  2. 喪主・親族着席
  3. 参列者着席
  4. 僧侶入場・読経
  5. 焼香
  6. 僧侶退場
  7. 喪主挨拶
  8. 通夜振る舞い

通夜の開式1時間前には身だしなみを整え、親戚や参列客を出迎えます。僧侶の入場で通夜開式となり、焼香でお参りします。地域によって異なりますが、お参りの後、通夜振る舞いとして親族や参列者に食事や酒をふるまいます。

通夜終了後には翌日の告別式の打ち合わせを葬儀社スタッフと行いましょう。

翌日の葬儀の式次第や紹介をする弔電、喪主挨拶の内容、出棺時に棺を運ぶ人を確認しておきましょう。

葬儀告別式(死去後2~6日)

告別式
葬儀当日の朝には、弔電や焼香順、精進落としの数量について打ち合わせします。その後は以下の流れで告別式は執り行われます。

告別式の流れ
  1. 喪主・親族・参列者着席
  2. 僧侶入場
  3. 開式の辞
  4. 読経
  5. 弔辞
  6. 弔電紹介
  7. 焼香
  8. 僧侶退場
  9. 喪主挨拶
  10. 閉式の辞

開式1時間前には準備を整え、親戚や参列客を出迎えましょう。

僧侶入場で開式となり、読経や戒名を与える作法などを行います。焼香を終え僧侶が退場すると、喪主挨拶、花をたむけてのお別れを経て、火葬場へ出棺します。

火葬~拾骨(死去後2~6日)

火葬場へ同行するのは一般的に親族のみです。火葬炉前でお別れしたのち待合室などで待機し、時間がくればお骨を拾います。

初七日法要(死去後2~6日)

本来は亡くなった日から7日目に行う法要ですが、葬儀当日に還骨のお経と合わせて、繰り上げて行うのが一般的です。また、葬儀告別式の後、火葬場へ向かう前に行う場合もあります。

精進落とし(死去後2~6日)

本来は四十九日の忌明けに行うものでしたが、現在では、繰り上げの初七日法要後に行うのが一般的です。喪主より挨拶をし、親族やお手伝いしてくれた方へ食事を振る舞います。

後飾り(死去後2~6日)

自宅に簡単な白木祭壇を設置して、お骨、位牌、遺影写真を安置します。この白木祭壇は四十九日を終えるまで設け、その後は、仏壇でおまつりすることとなります。

仏式以外の葬儀の流れ・手順

キリスト教のお葬式


キリスト教において、死は終わりではなく、神のもとに召される記念の日と捉えます。宗派は主にカトリックとプロテスタントにわかれ、教義の違いから葬儀の手順も異なります。しかし、いずれも聖書の朗読や聖書(賛美歌)の斉唱を中心とした式で、親族や参列者は献花でお参りします。

カトリックとプロテスタントの葬儀の流れは以下の通りです。

カトリックの葬儀の流れ
  1. 開祭
  2. 言葉の典礼(聖書朗読・聖歌斉唱・神父の説教・お祈り)
  3. 感謝の典礼
  4. 告別と葬送(弔辞・弔電紹介・献花)
プロテスタントの葬儀の流れ
  1. 奏楽
  2. 賛美歌斉唱
  3. 聖書朗読
  4. 祈り
  5. 牧師による説教
  6. 賛美歌斉唱
  7. 弔辞・弔電紹介
  8. 祝祷
  9. 賛美歌斉唱
  10. 奏楽
  11. 告別式

プロテスタントの葬儀については、プロテスタントの葬儀を行う方法をご覧ください。

神道のお葬式

神道の御玉串料
神道の葬儀には、祖霊となって家を守ってくれるよう祈願する意味があり、儀式は、お祓い、祖霊に供物を捧げる儀式、祭詞奏上などを中心に行われます。

仏式葬儀の通夜にあたる「遷霊祭(せんれいさい)」では、室内を真っ暗にして、故人の御霊を霊璽(れいじ)に移すという儀式を行います。

お参りは、玉串(榊に紙垂をつけたもの)をささげ、二礼二拍手(音をたてない)するのが作法です。火葬後は仏式の初七日にあたる十日祭(とおかさい)まで繰り上げて行い、その後、直会(なおらい)という会食を行います。

神道の葬儀の流れは以下の通りです。

神道の葬儀の流れ
  1. 手水の儀
  2. 斎主入場
  3. 開式の辞
  4. 修祓の儀
  5. 献餞・奉幣
  6. 祭詞奏上
  7. 弔辞・弔電紹介
  8. 玉串奉奠
  9. 饌と幣帛の撤去
  10. 斎主一拝・退場
  11. 閉式の辞

無宗教のお葬式

故人の好きだった曲を演奏する女性
無宗教葬とは、特定の宗教や信仰によらない自由な形式のお葬式をいいます。

決まりはなく、式次第やお参りのしかたも自由です。セレモニーとしては、故人の好きだった曲や生前の映像を流して故人を偲んだり、家族や友人からお別れの言葉を述べたりするのが一般的ですが、故人を囲んで会食形式のお別れをするケースもあります。お参りは、献花でも焼香でもかまいません。

無宗教の葬儀の流れ
  1. 手水の儀
  2. 斎主入場
  3. 開式の辞
  4. 修祓の儀
  5. 献餞・奉幣
  6. 祭詞奏上
  7. 弔辞・弔電紹介
  8. 玉串奉奠
  9. 饌と幣帛の撤去
  10. 斎主一拝・退場
  11. 閉式の辞

無宗教の葬儀については、無宗教の葬儀を執り行う方法をご覧ください。

まとめ

後悔しないお葬式をあげるには、葬儀の流れや準備すべきことを事前に知っておくことが重要です。

しかし、葬儀と一口にいっても、宗教宗派、葬儀の規模やスタイル、地域の風習などによって、その内容や流れはまった全く異なりますので、詳しくは葬儀社に相談するのが安心です。

日比谷花壇は、仏教、キリスト教、神道、無宗教といった各宗教宗派、一般葬、家族葬、直葬(火葬式)、一日葬といったさまざまな葬儀スタイルに応じて、葬儀のお手伝いをしてくれます。

お客様の状況、要望に応じて、臨終後のお迎えから葬儀後のアフターフォローまできめ細やかなサポートをしてくれますので、ぜひ無料の事前相談を利用してみてください。

日比谷花壇の公式サイト

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