喪主ガイド~はじめての葬儀を理想の形に~

葬儀の日程は早めに決める!法要の流れや暦など4つのポイントを解説

身内に不幸が起きて、家族がすぐにしなければならないことのひとつに、葬儀日程の決定があります。

しかし、葬儀の日程は自分たちの希望だけで決められるものではありません。

式場や火葬場の空き状況、葬儀に来ていただく宗教者の日程など、各方面との調整が必要になるため、葬儀社のサポートが不可欠です。

この記事では、葬儀の日程がどのように決められるのか葬儀の日程を決める時の注意点について、詳しく解説いたします。

葬儀の日程はできるだけ早めに決める

カレンダーと虫眼鏡
故人様がお亡くなりになってから、なるべく早めに葬儀日程を決めましょう。少しでも早く葬儀日程を決めておくことで、家族や親戚、さらには参列してもらいたいと考えている人たちに、余裕を持って準備してもらえます。

また都市部の場合で特にみられる現象ですが、1日の葬儀や火葬件数はとても多く、予約が遅れることで希望の日程を押さえられないということも起こり得ます。ただ逆に、焦りすぎにも気をつけなければなりません。

病院ではなく、自宅などでお亡くなりになって、警察が介入する場合は、ご遺体の引き渡しのタイミングが流動的になります。早く日程を決めて式場などを押えてしまったために、準備が慌ただしくなってしまう例もあります。

ご逝去後の流れは、それぞれの家の事情によって異なりますので、葬儀会社に相談しながら決めていきましょう

葬儀の日程を決める際の4つのポイント

(1)式場と火葬場の空き状況を確認する

葬儀の日程を決めるには、まずは式場と火葬場の空き状況を確認しなければなりません。なぜなら場所が決まらないことには訃報も流せないからです。

人気があるところでは2日先、3日先まで予約が埋まっているというのはよくある話ですから、なるべく早めに予約するのが望ましいです。

また、次の葬儀の迷惑にならないように、式場によっては出棺時間を決めていることもあります。火葬場からの帰りが遅くなって次の葬儀に迷惑がかかってはならないからです。そのため、式場と火葬場の予約は常にセットで行われます。

(2)宗教家や僧侶の都合に合わせる

日程を決めるうえで、もう1つ大事な要素は、宗教家の方の都合です。

通夜や葬儀・告別式は宗教儀式のため、宗教家の方がいなければ成り立ちません。ご遺族のほうで勝手に日程と場所を決めて、あとから寺院に報告するというのは少し失礼にあたるでしょう。

式場や火葬場を予約する前に、寺院に相談する、伺いを立てるという姿勢が大切です。また、もしも付き合いのある寺院(菩提寺)や宗教家がいない場合は、葬儀会社に相談してください。希望の宗教宗派の方を手配してくれます。

また、日程についてもこちらの希望に合わせてくれるでしょう。

(3)喪家・親族の都合に合わせる

日程を決める際は、ご家族やご親族の都合や希望もきちんと考える必要があります。

たとえば、仕事でどうしても予定が開けられない人、遠方のために急にかけつけるのに無理があると思われる人がいるならば、1日程度余裕をもって葬儀日程を決めてもよいでしょう。

そのほかにも、1日でも長く故人様に家にいてほしい、祭壇や式場設営にこだわりたい、参列者が大多数になり時間をかけてでも確実に訃報を行き届かせたい、などの理由から、あえて葬儀日程を遅らせるケースもあります。

(4)暦・曜日を考慮する

葬儀日程を決めるうえで、避けるべき日とされているのが友引です。

火葬場によっては友引の日を休業日に設定しているところもたくさん見られます。そのため、友引の翌日の式場や火葬場はいつも以上に混雑する傾向にあります。

暦はあくまでも迷信にすぎないと考え、友引でも開業している火葬場もあります。友引に葬儀をするかしないか、ご遺族の事情に合わせて決められたらよいでしょう。

ちなみに、友引の前の日は通夜が行えませんから、葬儀業界内部でも、この日を「友前(ともまえ)」や「引前(びきまえ)」などと呼び、普段満足に休めないスタッフにとってのささやかな休日的なニュアンスが含まれます。

葬儀の日程と大まかなスケジュール

壁掛け時計とカレンダー

葬儀の全体スケジュール

ご逝去

病院や警察の指示に従います。

必ず「死亡診断書」あるいは「死体検案書」を医師からいただきましょう。

ご搬送・安置

ご遺体を搬送するためにすみやかに葬儀会社に連絡しましょう。

ご自宅に搬送しますが、もしもご自宅へのご安置が困難な場合は、葬儀会社や火葬場が保有する安置施設を利用します。

納棺

納棺は、ご家族が集まって納棺式を行うケースと、葬儀会社に納棺を一任するケースとがあります。

通夜

もともと通夜とは夜通し故人を偲ぶことを意味していましたが、いまでは一般会葬者の弔問の場として認識されています。

仏式で行う場合、僧侶を招いて、読経をして、参列者は焼香します。

葬儀・告別式

通夜と同様、読経と焼香で故人を偲びます。

また、告別式では、故人と最後の別れをして出棺に臨みます。

出棺・火葬・初七日法要

火葬場に出棺して、火葬後、再び式場に戻ります。

最近では、死後7日目に行う法要を葬儀当日に行うケースが増えています。

通夜の流れ

通夜式は夕刻に執り行われます。

18:00開式の通夜式の場合、タイムスケジュールは次のようになります。
(地域によっては異なる場合もあります)

16:00 ご親族・故人様式場到着
喪主や特に親しいご親族は開式2時間前には式場に到着します。
16:30 葬儀会社との現場での打ち合わせ
式全体の流れ、席順、焼香順、供花の札の順番などを確認します。
17:00 受付開始
会葬者の受付を始めます。
17:30 宗教者到着
喪主は宗教者の控室にあいさつに出向きます。
17:50 着席
開式10分前に着席して、開式を待ちます。
18:00 通夜式開式
式中は葬儀会社スタッフが案内するので、それに従えばよいでしょう。
〈通夜式の流れ(仏式)〉
  1. 導師入場・開式
  2. 読経
  3. 喪主焼香
  4. 親族焼香
  5. 会葬者焼香
  6. 導師退場・閉式
19:00 通夜ぶるまい
食事を囲んで故人様を偲びます。
20:30 解散
宿泊する人以外は、遅くても21:00までには帰宅していただきます。

告別式の流れ

葬儀・告別式は日中に執り行われます。宗教儀式としての葬儀、最後のお別れの場としての告別式を順に執り行い、出棺します。

これまで葬儀の時間は1時間でしたが、最近ではゆっくりと故人様とお別れできるよう、1時間30分程度で設定している葬儀会社が増えているようです。

10:30開式、正午出棺の葬儀・告別式の場合、タイムスケジュールは次のようになります。
(地域によっては異なる場合もあります)

09:00 ご親族・故人様式場到着
喪主や特に親しいご親族は開式1時間30分前には式場に到着します。
09:30 葬儀会社との現場での打ち合わせ
当日の全体の流れ、弔辞、弔電などについて確認します。
09:30 受付開始
会葬者の受付を始めます。
10:00 宗教者到着
喪主は宗教者の控室にあいさつに出向きます。
10:20 着席
開式10分前に着席して、開式を待ちます。
10:30 葬儀・告別式
式中は葬儀会社スタッフが案内するので、それに従えばよいでしょう。
〈葬儀の流れ(仏式)〉
  1. 導師入場・開式
  2. 読経
  3. 弔辞・弔電
  4. 喪主焼香
  5. 親族焼香
  6. 会葬者焼香
  7. 導師退場

※弔辞・弔電のタイミングは式によって異なります。
※葬儀の中で初七日法要も併せて行う場合、喪主と親族はもう一度焼香します。

〈告別式の流れ〉
  1. お花入れの儀
  2. 喪主挨拶
  3. 葬儀・告別式閉式
12:00 出棺
火葬場へ向けて出発します。

葬儀をする前に準備すべきこと

やること
葬儀を行うまでには、喪主や喪家の方は様々なことを準備しなければいけません。葬儀社との打ち合わせやそれぞれの宗教家への連絡、親族や友人、知人への連絡、役所への手続きなど準備が必要なことは多岐にわたります。

葬儀の準備については、葬儀の準備はどんなことをする?葬式の流れ別にすべきことを解説!をご覧ください。

葬儀を延期する際の対策と注意点

人差し指を出す女性
なんらかの理由で葬儀を延期しなければならない場合は、以下の点に十分に気をつけましょう。

ご遺体の保全

ドライアイスの手当でご遺体の状況の悪化を防ぐことはできますが、進行そのものを止められるわけではありません。葬儀日程を延期することで、故人様の状況も心配されます。

葬儀会社への連絡、日程の再調整

葬儀日程がすでに決まっているということは、式場や火葬場は予約済みで、それに合わせて祭壇、料理、返礼品、出棺車両などさまざまな方面の手配を始めているはずです。

葬儀日程を延長することで、場合によってはキャンセル料が発生することもあるでしょう。

寺院への連絡

葬儀日程は、喪主の希望だけでなく、式場や火葬場の空き状況、そして寺院と日程調整をして決めていきます。

葬儀を延期するのであれば、寺院にも連絡をして、再度日程を決め直さなければなりません。

参列者や知人への連絡

参列してほしい人に日程や場所などを連絡しているならば、すぐに延期の旨を伝えましょう。訃報は口づてにどんどん広がっていく性質があるために、充分気をつけましょう。

初七日法要・四十九日の日程の決め方

日程の決め方

初七日法要の日程の決め方

初七日法要とは、本来は死後7日目に執り行われる法要で、四十九日までの7日ごとに行われる法要(中陰法要)の一番はじめの法要です。

しかし、現代では葬儀を終えた数日後に再び親族が集まるのが大変なことから、葬儀当日に初七日法要を執り行うケースが一般化しつつあります。

タイミングとしては、火葬後、式場や寺院に戻り、初七日法要を執り行います。もしも、寺院の都合などの理由で火葬後の法要が困難な場合には、葬儀式の中で初七日法要の読経を組み込むこともあります。

四十九日の日程の決め方

四十九日法要とは、死後49日目に執り行われる法要です。

仏教では49日の期間を経て来世が決まるとされていますし、日本では、四十九日法要を経ることで、死者はホトケとなり、先祖の仲間入りと考えられてきました。死者供養のうえで、四十九日法要はとても大切な区切りの儀式ですので、ご親族に声をかけて、可能な限り参列してもらいましょう。

四十九日法要の日程は、本来であれば死後49日の当日がよいのですが、この日が平日にかかり、参列が難しい場合は、その直前の土曜日や日曜日や祝日に設定します。日程は寺院と相談しましょう。

場所は、自宅、寺院、葬儀式場などで行われます。この日までに仏壇と新しい位牌を用意して、参列者に振る舞う料理や、引き物なども準備しておきましょう。

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まとめ|葬儀の日程は早めに決める

葬儀日程は、自分たちの希望ももちろんですが、そのうえで、式場や火葬場、さらには宗教者の予定を調整して決めなければなりません。実際に式場や火葬場を手配するのは葬儀会社ですので、信頼の置ける葬儀会社のスタッフに相談しながら進めていきましょう。

日比谷花壇は、故人様を送り出すにふさわしいきれいな花祭壇で有名ですが、それだけではありません。経験豊富で、喪主やご遺族の心に寄り添うスタッフたちが、慣れない葬儀をきっちりサポートしてくれます。葬儀の日程に関しても、信頼できる日比谷花壇に相談してみましょう。

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