喪主ガイド

家族葬の流れとは?一般葬との違いや準備に必要な3つのこと

ひと昔前までは、葬儀といえば自宅や葬祭場などで家族・親戚・近隣の方を含めて盛大に執り行うことが一般的でした。

しかし、現代では家族のあり方も様変わりし、それにともなって葬儀に対する考え方・執り行い方も変化を見せています。

今回は、そうした現代的な葬儀のスタイルのひとつ、「家族葬」についてご紹介します。

家族葬とは?一般葬との違い

家族葬とは、遺族・限られた親族など、少人数で執り行う葬儀のこと。「家族」と名前がついていますが、故人が生前親しくしていた友人に参列してもらうこともあります。

一般葬では、近隣の方や勤務先の関係者、知人など幅広い人たちに呼びかけて執り行うため、会葬礼状や香典返しなどの準備が必要です。

また、葬祭場の近くなどに立て看板を用意したり、葬祭場ホールの前に「○○家 葬儀告別式」といった看板(名木)を立てたりする必要もあります。通夜振る舞いや精進落としなどの飲食費用も会葬人数に応じて必要です。

一方、家族葬では、はじめから参列してもらいたい人たちに直接声をかけるため、こうした準備をする必要はありません。

以下に、家族葬と一般葬の違いをまとめてみました。

メリット デメリット
家族葬 ・参列者数が少ないため、費用が抑えられる

・気心が知れた人たちだけで行えるので、リラックスした雰囲気で執り行える

・香典を辞退し、返礼品を用意する手間をかけずに済む

・家族葬にすることへの理解が親族にない場合、後々揉める可能性がある

・参列を呼びかけなかった人が、後日弔問に訪れることがある

一般葬 ・一気にすべてが済むため、後日あらためて弔問客が訪れる心配がない

・昔からある葬儀の形のため、親族間にも理解をしてもらいやすい

・一般参列者人数、規模によっては費用が高くなる

・もてなす側としてさまざまなことに気を遣う必要がある

・香典返しなどの準備が必要

家族で考えておきたいこと

家族葬に呼ぶべき親族の範囲ってどこまで?

家族葬へ参列してもらう人の範囲に明確な決まりはありません。そのため、事前に家族内でしっかりと話し合っておくことが大切です。

参列可能な人数にも何人から何人までといった決まりはありませんが、家族葬プランで対応している人数は10~30人程度、最大で50人程度です。プランによっても異なるため、呼びたい人数がプランの範囲で対応可能かどうかを確認しておきましょう。

家族葬を行う際に、もっとも気をつけておかなければならないことが参列者選びです。
親族が多い場合、すべての人に声をかけずに執り行うケースも多いですが、黙って執り行ってしまい、訃報を事後報告にしてしまうことはトラブルの元。そもそも家族葬という葬儀形式を知らない人もいます。そのことを忘れずに「家族葬という葬儀スタイルがある」「こういう理由があって、家族葬を行いたい」という話をしておきましょう。

葬儀社選びのポイント

「費用が思っていたよりも多くかかった」の声が多数!後悔しないために

葬儀社では、「10万円で葬儀が可能」など、予算の低さを全面に出しているところも多く見られます。しかし、実際にそうした葬儀社で通夜・告別式を行った結果、「最初に聞いていた額よりも高い金額を支払わなければならなくなった」というケースも多いのです。

原因は、見積もりに含まれている内容にあります。格安葬儀プランの費用内訳では、本来は必要なのに見積もりから抜けている項目が多い場合もあるのです。追加してもしなくてもよいものであれば「選ばない」という選択肢があります。

しかし、本来は入れたほうがよいものに関しては追加せざるを得ず、支払い費用が見積もりよりも上がってしまうわけですね。

臨終後は慌ただしく、冷静に判断できる状況ではないかもしれません。しかし、後々のトラブルを防ぐためにも、見積もりをしっかりあげてもらい、明細内訳とともにしっかり確認しておくことが大切です。

内訳に入っているかどうかチェックしておきたいもの
  • 祭壇
  • 火葬料金
  • 式場準備
  • 寝台車
  • ドライアイス
  • 遺影写真
  • 衣装台(白装束など)
  • 位牌
  • 司会者、スタッフ
  • 焼香
  • 祭壇用供花・供物など

見積書記載内容以外にも費用がかかる?事前相談に快くのってくれる葬儀社がgood

しっかり見積もりを確認していても、どうしても追加で支払いが必要となる項目もあります。それが通夜ふるまいや精進落としといった飲食費用や香典への返礼金、僧侶へのお布施などです。

多くの人にとって葬儀を営む側に立つ経験はないか少なく、不慣れでしょう。そうした不安に寄り添い、誠実・丁寧に説明をしてくれる葬儀社を選びたいものです。

たとえば、日比谷花壇では、簡単に見積もりを確認することができ、何をどうしたらよいいのかわからない人に対しても丁寧・親切に対応しています。また、事前相談も受け付けているため、今はまだそのときではなくても、気軽に相談に乗ってもらえます。

現代では「終活」と称して自身の葬儀を生前に決めておく人もいます。そうした方にも日比谷花壇の事前相談は便利ですね。

家族葬の一般的な流れ

家族葬といっても形式には違いがあります。中には、儀式のようなものではなくお別れ会のようなアットホームな式を選ぶ人も。一般的な葬儀のような形の場合、流れは一般葬と大して変わるわけではありません。

臨終

葬儀社に電話連絡

お迎え、安置施設・自宅に安置

納棺

通夜

告別式

火葬・収骨(お骨上げ)

初七日法要

精進落とし・お斎(とき)など

火葬のタイミングは地域によって異なります。

家族葬は事前に参列者を選んで行います。そのため、呼ばれなかった人が後日自宅まで弔問にひっきりなしにやって来てしまうというデメリットを考慮しなければなりません。バラバラに訪問する弔問客を迎えつづけることは、家族にとって大変なこと。とはいえ、故人を偲んで来てくれる方の気持ちもありがたいものですよね。

突然の弔問客を迎える負担を減らすには、家族葬をすることにした知らせをする際、「後日“偲ぶ会”を開催します」といったように、葬儀とは別のお別れの場を用意するということを告げておくとよいでしょう。

家族水入らずで、気を遣わずに故人との最後のお別れができるのは家族葬!

家族葬を選んだからといって、一般葬と何かが大きく変わるわけではありません。中には葬儀の盛大さ=故人への思いだと考えている人もいるでしょう。しかし、故人を見送りたいという気持ちはどちらを選んでも同じことです。しっかりと家族間・親戚同士で話し合い、納得のいく葬儀を行いたいものです。

盛大なものではなく、身内だけのアットホームな空間で、ゆったりと最後のお別れをしたい。そうした人に、家族葬はおすすめのスタイルだといえるでしょう。

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