喪主ガイド

葬儀でよく聞く直葬とは?葬儀の流れや費用の知っておきたいこと

葬儀は、人生で最後の儀式です。日本だけでなく世界各国で、故人を敬う気持ちから盛大かつ厳かな式をする習慣がありました。

しかし、近年では直葬というシンプルな葬儀が注目されるようになっています。特に都市部においては、5人に1人は直葬であるともいわれているのです。

直葬とはどのような葬儀なのでしょうか。

直葬とはどのような葬儀か?

直葬とはどのような葬儀かを、流れとともに見ていきましょう。

通夜も告別式もないシンプルな葬式

直葬とは通夜や葬儀告別式を行わない火葬だけの葬儀をいい、火葬式とも呼ばれます。以前は経済的な理由から選ぶ方が大半でしたが、今日では儀式的なことは不要である、無駄なことにお金を使いたくないという故人の遺志から選ぶ方が多いようです。

また、直葬を選ぶ遺族側の理由としては、現在の高齢化社会において、亡くなった方が高齢で参列できる親族や友人が少ないことや、葬儀における精神的、肉体的負担を極力軽減したいという事情があげられます。

直葬(火葬式)の流れ

お迎え→遺体の安置→打ち合わせ→納棺→おくりばな→出棺→火葬→拾骨、散会

【1日目】
・お迎え
医師が死亡を確認すると、看護師による処置をしたのち、ご遺体は病院の霊安室に運ばれます。直ちに葬儀社に連絡をして、ご遺体を迎えに来てもらいましょう。

病院出入りの業者を紹介されることもありますが、すでに決めた葬儀社がある場合ははっきり断ります。

・打ち合わせ
葬儀社の担当者が到着したら、打ち合わせです。ご遺体を安置した後も、必要に応じて打ち合わせをします。直葬希望であることと、火葬のために喪主の都合のよい日を担当者に伝えます。

火葬場で読経していただく僧侶を手配してほしいなどの特別な希望があれば、このときに申し出ましょう。

・遺体の安置
ご遺体を自宅や安置場所に搬送します。ご遺体の状態をよく保つため、自宅にお連れした場合はドライアイス代がかかります(1日当たり4,000円~1万円)。火葬場や、葬儀社の安置室に保管してもらう場合は1日当たり8000,円~3万円程度かかります。

・各種手続き
死亡診断書、死亡届の提出、火葬許可証の交付などは葬儀社で代行してくれることが多いようです。葬儀担当者に確認しましょう。

【2日目】
死後24時間経過すれば火葬を行うことができますが、今日では火葬場が大変混雑している場合が多く、2、3日あるいは1週間ほど待つことが多いようです。

・納棺
ご遺体を自宅にお連れした場合は、葬儀担当者が自宅まで来て納棺してくれます。ラストメイクもこのとき行われます。

・おくりばな
祭壇周りに花を供えます。故人の眠る棺の中に花をお入れしてもよいでしょう。

・出棺
最後のお別れをして棺の蓋を閉め、出棺です。葬儀担当者や遺族の手で棺が車に移され、故人は遺族とともに斎場に向かいます。

・火葬
火葬炉の前でお別れの挨拶をしたのち、ご遺体は炉に収められます。火葬時間は1時間~1時間30分ほどです。遺族は休憩室で呼び出しがかかるまで待ちます。

・収骨
お骨を拾い骨壺に収めます。このとき埋葬許可証が交付されます。埋葬許可証がないと埋葬できませんので、確認した後は失くさないように骨壺を入れる桐箱にしまっておくとよいでしょう。

・支払い
支払いはその場で行う場合と、後から請求書が届く場合があります。

すべてが終われば、骨壺に収めたご遺骨を自宅にお連れし、祭壇に安置します。

直葬(火葬式)の費用の相場

直葬にかかる総費用の相場と内訳を見ていきましょう。

直葬の費用相場

葬儀社に支払う金額は10万円から20万円が相場とされていますが、単純に価格帯だけで判断せず、内容をよく確認してから選びます。安いと思っても、必要なものが入っていなかったりして、かえって高くつくことがあるからです。

葬儀社に支払う金額と、火葬料、休憩室料、そして1日分のご遺体保管のドライアイス代および保管料の合計は、20万円から30万円が目安です。

直葬では宗教者への謝礼や、飲食接待費がかかりませんが、火葬場で僧侶に読経をお願いした場合や、会食を行った場合は、この限りではありません。

葬儀社に支払う費用

葬儀社に支払う費用のおおよその目安は、次のようになります(すべて税別)。

・基本代金(スタッフ1名、ドライアイス1日分、枕飾り、死装束、役所手続き)…15万円
・棺…5万円
・遺影…1万円
・寝台車(病院~安置場所10㎞まで)…1.7万円
・寝台車(安置場所~火葬場)…1.7万円

火葬場に支払う費用

民間火葬場

東京都を例にとると、桐ヶ谷斎場では59,000円(大人)の火葬料がかかります(非課税)。休憩室料は18,300円~ですが、会葬者が10名未満の場合は椅子席(1人600円)の使用も可能です。

骨壺代は11,300円~(いずれも税別)となります。

公営火葬場

自治体によって0円から2万円程度と幅があります。故人が住んでいない地域での火葬料は、住んでいる地域で火葬する場合よりも高くなります。待合室使用料も0円から1万円程度とさまざまです。

骨壺代は数千円程度です。

直葬でサービスを追加した場合にかかる費用

直葬であっても、必要に応じてサービスを追加する必要があります。次にあげるものが、追加となることも多い主なサービスと費用です。

・安置施設代…8,000円~3万円
・ドライアイス代…4,000円~1万円
・僧侶お布施…15万円前後
・寝台車の移動距離が10km以上の場合の距離分料金…距離による

費用の負担を軽減させたいなら

火葬費用が無料の火葬場を探す

直葬の費用負担をできるだけ抑えたいという場合は、火葬を無料で行える火葬場を探すとよいでしょう。

例えば東京都では、立川市、国立市、昭島市民が利用する立川聖苑、八王子市民が利用する八王子市斎場などが、市民であれば火葬料無料で利用できる火葬場です。

実費費用を抑える

実費費用とは、葬儀社が代行して手配しているもののことです。具体的には、霊柩車、葬儀会場使用料などが実費費用にあたります。

実費部分の無駄はないか見直して最低限に抑えることで、費用を削減できます。

直葬は費用と心身の負担が軽減できるシンプルな葬儀

直葬は通夜も葬儀告別式もないシンプルな葬儀です。

費用を最小限に抑えることができ、精神的、肉体的負担も軽くなります。
直葬は、早ければ翌日に火葬の運びとなります。直葬の総費用は、20万円~30万円程度ですが、地域やオプション選択によって料金が変わってきます。費用負担を軽くするためには火葬料無料の斎場を選んだり、実費費用を見直しましょう。

シンプルな葬儀を望む方は年々増えています。故人にとっても参列者にとってもよいお葬式だったと思われる葬儀にしたいなら、日比谷花壇へ相談してはいかがでしょうか。日比谷花壇ではお花いっぱいの直葬プランが安心価格で用意されています。事前相談は無料ですので、お気軽に問い合わせてみてください。

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